プロ野球試合の流れ

野球

プロ野球選手の1年間の事を1シーズンといい、このシーズンは休み期間も含まれており、試合がない期間をオフシーズン、試合の期間をレギュラーシーズンと呼びます。今回はそんなプロ野球選手の1シーズンの流れを説明していきたいと思います。

プロ野球選手の一年はプレシーズンから始まります。このシーズンは去年のオフシーズンが終わり新シーズンが始まる節目で新しくチームに加わるメンバーが合流したりする主に沖縄で行われるキャンプや各自で自主トレなどを行い、オープン戦などを経てレギュラーシーズンに向けて調整する期間です。

レギュラーシーズンは本格的にプロの公式戦が始まる期間の事で、プロ野球選手の一番仕事が試される期間で、このシーズンで結果が出なかったり、怪我をしてしまい長期離脱を余儀なくされると、次のオフシーズンで戦力外通告を受けて無職になってしまうので全員が野球でご飯を食べていくために避けては通れないシーズンです。シーズン途中ではセ・リーグ、パ・リーグで交流戦も行われファンの楽しみな試合の一つです。翌月ではオールスターが開催され、ファン投票で選ばれた人気選手たちによる試合も組まれるイベントがあります。しっかりと結果を残して日本一になるために全143試合を戦い抜きます。

このシーズンで上位3チームずつがポストシーズンに進出することができ、クライマックス、日本シリーズを戦い日本一を決定します。下位3チームはポストシーズンに突入できなかった時点でオフに入りますので契約更新や次に向けての準備が始まります。クライマックスは各リーグの優勝者を決めて、日本シリーズでは各リーグでの優勝者同士が戦い抜きます。7試合の中で4勝先取した方が日本一になります。

1年の最後がオフシーズンでこの期間に、新入りのドラフト会議や、戦力外通告を受けてしまう人もいます。また、秋季キャンプが開かれるなど、オフシーズンでも野球選手が野球をしないという事はなく、あくまでも試合をしない期間として捉えていてください。

今回、プロ野球選手の一年の流れを紹介させていただきましたが、お分かりいただけたでしょうか。レギュラーシーズンで結果を残せなければ戦力外通告を受け、首を切られてしまう残酷な世界かもしれませんが、結果を残している選手はスーパースターとして褒め称えられる世界なのがプロ野球界の面白さの一つだと思います。この流れをよく理解してプロ野球界の事をもっと知っていってください。