プロ野球の醍醐味の一つで、秋に行われるドラフト会議では有望のプロではない野球選手をプロ球団が指名して選手獲得を目指す目的があり、高校、大学、社会人、独立リーグで結果を残した選手が選ばれることが多くあり、このドラフト選ばれなければプロの野球選手になる事は難しいでしょう。また、プロ野球選手を目指している人が一番に目指すのはドラフト1位指名で、ドラフト1位指名を受けた選手には注目が高まり、即戦力になれる可能性が高まります。
今回は指名の流れと、条件についてお話していこうと思います。まず初めにドラフト1位指名の選手を12球団が順に指名し、全球団が1位指名を獲得するまで次の指名には移りません。1位指名がほかの球団と被ってしまう場合もあります。その場合にはくじ引きで公平に決定します。最近での最多指名被りは7球団からの指名を受けた「日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手」です。
7球団の中でくじ引きには。指名権獲得と記載されている用紙を白紙があり、判断され日本ハムファイターズの栗山監督が獲得しました。
くじが外れた球団は再指名する選手を選びます。各球団1名の指名が終了してからウェーバー指名に切り替わり、逆ウェーバー指名と繰り返していき、この順番はレギュラーシーズンの順位で決まり、各年でどちらのリーグから始まるのかは異なりますが、順にリーグの最下位のチームから選択ができます。この指名では上の球団から順番に選手を指名する事ができるので1番初めに指名できる球団が有利で1位指名のように被ってしまう事はありませんので、チームの補強などが行いやすくなっていますが、各球団の指名が終わると次は逆ウェーバー指名になり、ウェーバー指名の逆から指名がスタートします。
だいたい1球団が指名する人数は5~8人になる事が多く、全120人を指名していなければドラフトは終了せずに、選択終了後に120人に到達していない場合は希望した球団で育成選手指名が行われますが、通常の指名とは違っていて、背番号は3桁で1軍の試合には出場できないですが、育成期間で結果を残すことができれば1軍に昇格することは可能で、ソフトバンクの甲斐選手や千賀選手は育成選手から成り上がった有名な選手で、その可能性は大いにあります。
指名権獲得後に選ばれた選手と球団で契約が行われて正式にプロ野球選手になる事ができます。入団拒否が行われた場合は、社会人チームや独立リーグでプレーすることが多く、学生ですと2~3年間は指名を受ける事が出来なくなりますので、その期間で結果を残して希望球団に指名される努力をしています。
今回紹介したのは、プロ野球のイベントであるドラフト会議の流れについて指名権はどのように決まっているのか、また順番は公平なのかなどよりプロ野球を知ることができたのではないでしょうか。今年もドラフト会議が始まりますね。どんな目玉選手がいるかなど、この記事を参考にして、ドラフト会議を楽しめるように今からでも注目選手を調べておくのも良いかもしれないですね。